『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

2022-01-01から1年間の記事一覧

見方・考え方が変わる

大学院で学んでいると、物事の見方や考え方が大きく変わることがよくあります。 私にとってその瞬間はとても快感です。 最近、日本と海外の違いについてテレビ番組を見ていて考えさせられました。 例えばプロのスポーツで、 ・日本人は、どのチームも同じく…

ふるさと納税

昨日、ニュース番組を見ていたら、ふるさと納税が取り上げられていました。 金融教育を秋に実践し、ふるさと納税も課題の一つとして行ったので、ニュースで流れると注目してしまいます。 そのニュースでは、ふるさと納税を 「自分の住んでいるところ以外の自…

12月の『学び合い』83~91

12月は『学び合い』の数学の授業を9回しました。 大雪のため学校が何日か休校となったり、車の立ち往生に巻き込まれ授業開始に間に合わなかったり。いろいろあって授業の回数は少なかったです。私が体調を崩し、9回のうち1回は自習となってしまいました。…

よく見ると何が見える?

先日、息子の学習参観に行ってきました。 出前授業で美術館の方から絵や立体作品を紹介してもらっていました。 途中で、ロダンの「考える人」と同じポーズをとりました。 「よく見ると何が見える?」と問われ、細かいところまでよく見てポーズを似せていく。…

子どもたちに民主主義を教えよう(その1)

この本に書かれている「対立から合意を導く」ことと、カタールワールドカップのサッカー日本代表のストーリーが重なりました。 ベスト16で終わり、帰国してすぐ生放送のニュース番組に森保監督が出演していました。そこで話していた言葉が私の中でずっと気に…

保育園児の交流会より

昨日、家庭科の保育分野の学習の一つで、学区の保育園児が来校し、中学3年生と交流しました。 ・「普段見せない顔していたね」 園児が帰ったあと、職員室での会話の中で、3年生が楽しそうな表情で活動していたことで話が盛り上がっていました。 私もそう思…

投資

『投資は資産を増やすことが目的ではない。経済的自由を得ることが目的である』とゼミで学びました。 経済的自由を得ると、人生の楽しみが増えます。 私だったら、家族で旅行に行ったり、おいしいものを食べに行ったり・・・。 つまり、周りの人たちと一緒に…

11月の『学び合い』71~82

11月は『学び合い』の数学の授業を12回しました。 「あれっ? 今、空気になっていたみたい」と自分のことを思うときが何度かありました。 私は特に何もせず、全体を見ているだけ。 そこに私がいることに気づいていないのではないか、と思うくらい、子どもた…

皮膚科の衝撃

年に3回、歯石取りに歯医者へ定期的に行っています。でもそれ以外で、自分のことで医者にいくことはほとんどありません。 しかし、体質の変化によって、今年の秋は皮膚科にお世話になりました。 そして衝撃を受けました。 「治療方法はAとB、2つあります。…

『金融教育』から見えてきたもの(その2)

「将来、どんな生活を送りたいか」を問うと、「幸せになりたい」と答える子どもたち。 でも、その幸せの具体的な姿はボヤっとしています。 ところで、 自分の幸せが少しずつ見えてきて、その幸せに向かって 「こうしたい」という思い 「こうありたい」という…

『金融教育』から見えてきたもの

今週で私たちなりの『金融教育』の実践が終わりました。 まだ分析途中ですが、個人的におもしろいと思ったことが2つあります。 ①年齢が若いほど資産運用について柔軟に考えられるのではないか 「老後2000万円問題を解決せよ」という課題では、小学6年生・…

簡単に超えていきます

11月から中3の数学は「相似な図形」に入りました。 『学び合い』でやっていると驚くことばかりです。 ------- 「相似になるとは限らない図形は?」という課題では、 「ひし形っていつでも相似になるとは限らないよね。だって、正方形だってひし形でしょ」と…

10月の『学び合い』59~70

10月は『学び合い』の数学の授業を12回しました。 9月に始めたネームプレートと最初の語りについて、10月は少し前進したような気がします。 ネームプレートはやめました。生徒に聞いたところ、「なくてよい」ということだったので。生徒たちのことは生徒た…

人生初、決意、確信、幸せ、新たな価値

今週は人生で初めて高校生に対し、高校で授業をさせていただきました。 月曜と火曜に数学、水曜に金融教育を『学び合い』で行いました。 木曜は西川研究室の現職院生から中学校での授業を観ていただきました。 中学の数学と金融教育を『学び合い』で行いまし…

反省

学び合う時間を少しでも長くとるため、生徒が困らないように最初に言葉の説明をした。 その結果、学び合わないまま終わった。説明の時間も思っていた以上に長くなってしまった。 これは、子どもたちは有能である、ということを信じ切れていなかったからであ…

テスト監督 (その3)

テストの点数は、教科内容を暗記し、それを正確に表現できたかどうかに大きく左右されると思います。思考・判断・表現の問題であっても、結局はやり方を暗記すればできます。 これから生きていく上で、暗記していることがどれほど大事なのかと思いながらテス…

テスト監督 (その2)

先週に引き続き、「テスト監督をしていて気づいたこと、考えたこと」です。 ③ 平行か平行ではないか、直角か直角ではないか 問題用紙・解答用紙が机に平行な人とそうでない人、椅子に座ったとき膝が直角な人とそうでない人がいます。 以前、小学校の授業を見…

テスト監督 (その1)

テスト監督をしていて気づいたこと、考えたことがありました。 ① 消しゴムのかすの量が多いか少ないか 国語のテスト監督で、文章を書く問題が多かったこともあると思いますが、消しゴムのかすの量が多い人と、少ない人がはっきり分かりました。多い人が誰で…

【9月の『学び合い』49~58】

8月は授業はなく、9月は『学び合い』の授業を10回しました。 途中で2学期中間テストがありました。結果は、90点以上の人数の割合が一番多かったのですが、「ふたこぶラクダ」です。 点数が低い方のこぶは小さいのですが、気になります。 テスト前と同じよ…

『学び合い』の授業見学から

先日、『学び合い』実践者の社会科の授業を見学させていただき、お話を伺いました。 『学び合い』を何年もしている方の実践を見るたびに、先生方それぞれの『学び合い』があることを実感します。 見学しながら自分の実践を振り返り、自分との対話を繰り返し…

金融教育に関しての「へー」「なんで」

10月に金融教育の実践を行います。 「実証的教育研究の技法」の最初の方に 実証的教育研究の技法 作者:西川 純 大学教育出版 Amazon 「へー面白いな」「なんでこれが分からない(分かる)んだろう」「なんでこんなことをやる(言う)んだろう」ということを…

夢をかなえるゾウ0 その1

先日、「夢をかなえるゾウ0」の読書会に参加しました。 その中で、「あなたの夢は何ですか?」という主催者の問いに対して、言葉がつまってしまいました。家族のこと、自分のこと、目の前の子どもたちのこと、担当した卒業生のこと、職場の同僚のこと、仲間…

ICT教育について②

ICT教育に関して、8月に参加したオンラインセミナーの一つを見返しました。 〇「1人1台端末×自由進度学習の可能性」に参加して ・「深い学び」の深いは、ディープではなく、オーセンティック(本物な、真正な) ・個別最適な学びは、「ぼく、こういうことや…

12年

今日で結婚式を挙げてから12年が経ちました。 5年目に息子が生まれ、8年目に娘が生まれ、11年目に家を建てました。 妻に感謝です。 これからも妻に「勝たない・勝てない・勝とうとしない」で生きていきます。 今日は家族で結婚式のときの写真を見ました。

ICT教育について①

7月に出版されたGIGAスクールに関する本(https://amzn.to/3bdwYeA)では、執筆に携わることができました。 しかし、私自身はGIGAスクールやICT教育に関して、考えが浅いことを痛感しており、8月はそれらに関するオンラインセミナーにいくつか参加しました…

お金が生み出す「ありがとう」の行き来

上越で行われた「キッズ・マネー・スクール」に、息子と一緒に参加してきました。 我が家は小2の息子に、お小遣いは与えていません。 そのような家庭が多いことも参加して分かりました。 思い返せば、私が子どもの頃は、自分のお小遣いを握りしめ、友達と一…

地域のクラブ活動の運営とは

息子が始めたサッカーですが調べてみると、市内を含め近隣にはサッカースクールがいくつかあることが分かりました。 たまたま友達に誘われて入ったサッカースクールですが、「チーム内で競争してレギュラーを勝ち取り、試合で勝つこと」を第一にしていません…

父親の願いより、友達の一言

息子がサッカーを始めました。 小さいころから野球をやってきて、教員となってからも野球部の顧問を10年以上やってきた私としては、息子に野球をやってほしいなあという密かな願いがありました。 だから、息子が小さいころからおもちゃのボールでキャッチボ…

学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか その4

自分の興味関心の範囲はとても限定されていると思います。興味関心が低いものに意欲的に取り組むことは難しいことです。 この本の後半は、AIやグローバルな世界のことに関して書かれています。 自分一人だと、この本の後半は読み返すことはなかったかもしれ…

学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか その3

学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか (ちくまプリマー新書) 作者:広田照幸 筑摩書房 Amazon 学校というか・・・ 学校の教科書の中の学習は、多くの人にとったら退屈なもの。 ということを受け入れた上で、この本の「なぜ」を、この本の言葉を借りながら自分なり…