ICT教育について②
ICT教育に関して、8月に参加したオンラインセミナーの一つを見返しました。
〇「1人1台端末×自由進度学習の可能性」に参加して
・「深い学び」の深いは、ディープではなく、オーセンティック(本物な、真正な)
・個別最適な学びは、「ぼく、こういうことやってみたいんだけど」に対して、「じゃあ、やってみようか」と言える学び方
・できないことはあとで埋めていけばいい。そのときに完璧になる必要はない。
・一人一台端末によって、教師ではなく、子どもたちが教材をつくることができる。自然と物事の覚え方や学び方が身についていく。
・自分が昨日より成長しているか、well-beingに近づいているかが大事。
・自分の理想に近づくことに、成長の余地があることを感じてほしい。
・そのとき湧いてきた思いを、ICTに記録しておくことができる。
・大人がやると、「大人だからできる」で終わってしまう。子ども同士だと、憧れをもったり、「自分もできるかも」となる。
・学校は子どもに知識を伝える場所、子どもは知識を受け取る人だと思っていると、個別最適が大変だ・難しい・教師のやることが増えた、となる。
・その子の中に、その子自身のコーチを育てる。記録をとったり、調整したり、チャレンジの方にもっていったり、やり抜いたり、我慢したり、方向性変えていったり、選んだりできる。
・ICTがあると、子どもたちのやりたいことを形にしてあげることができる。
・一人一台端末の導入によって、教師が学習内容を与えるという学習から、子どもが学習内容を学びとる学習に変わっていった。
・ICTは、何かをつくりながら学ぶ、使いながら学ぶ
・全員に同じ学力を保証するという考えだと、ICTを使って新しいものを創り出すという発想にはなりにくい。
・共同編集の機能を活用すると、協働的な学びをこれまでよりも効率的・効果的に進めることができる。
・ICTを使う環境さえつくれば、子どもたちはすぐに使いこなしていく。お互い関われる環境であれば、情報の伝達の速さは大人の比ではない。
・課題に対する説明をプレゼンすることを続けると、うまくなっていく。うまくまとめている人の真似を周りの子どもたちがしていくから。
・教師が基準ひいてそこに子どもを引っ張り上げるのではなくて、子どもは今ここにいて、その子どもが階段をもう一段上がるためにはどうしたらよいか、という考え方がwell-beingにつながる。
・競争をすればするほど、弱者を切り捨てる社会になっていく。
・材を選ぶ基準は、心が震えるかどうか。そこにはきっと価値がある。
・成功よりも成長。失敗したということは、挑戦したということ。
・モデルを示してこうなりなさい、ではなく、子どもたち一人一人がやっていることにフードバックを与えてだんだん気づかせていく。ICTでたくさんの人からフードバックをもらうことができる。