『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

2023-01-01から1年間の記事一覧

「夢みる小学校」上映会(その4)

久しぶりに「夢みる小学校」上映会を振り返ってみました。 印象に残った言葉 「取り戻したいのは、楽しい時間。ホッとできる時間。コロナで遅れた学習ではない」 学校って楽しい。それだけでいいのではないか。 勉強をしなくていい、ということが言いたいわ…

海の日

海の日だから「海に行きたい!」ということで、柏崎の番神海水浴場に家族で行ってきました。 せっかくだからイベントにのっかり、ライフジャケット着用、ウォーターシューズを履いて、息子と一緒に海の中へ。 カニをつかまえたり、魚をつかまえたり。 最後に…

子どもがやりたいことをやりたいときに

息子、娘がやりたいことをやりたいときにやらせてあげたい。 この3連休(といっても明日がラスト)、そして、夏休み。 学校ではいろいろ制限があるが、なんとかここに近づけたい。 だから、『学び合い』なんだろうと思う。 教師が強制せず、子どもの「やり…

その子がその子らしく

その子がその子らしく育っていける場が、学校であり、地域であってほしい。 休日、息子や娘が友達と遊んでいる。 みんな、その子らしさがでているなあと感じるし、お互いが関係し合って成長していることが見てわかる。 学校は・・・ 学ぶことが用意されてい…

1対複数(その2)

昨日と同じ授業を、昨日とは違うクラスで実施しました。 「1対複数」だけでなく、「複数対1」もある。そういえば昨日もあった。 それから、昨日のクラスとの共通点が見つかった。 それは、教える・教えてもらうの関係が、いつもとは逆になっている。 だか…

1対複数

中1の数学は今日から方程式に入りました。 単元の最初はA3のレポート用紙の左半分に取り組みます。 右半分は今は白紙で、方程式の学習が終わってから、新たに印刷された右半分に取り組みます。 左半分は、今ある知識で、試行錯誤の上で何とか解ける問題と…

本当の拍手

昨日のことであるが、子どもたち全員の「本当の拍手」を見た。 「私、やります!」と手を挙げた生徒。それを応援する周りの生徒たち。 今の子どもたちは、誰かに決めてもらうことに慣れているように感じる。 だけども、何度も話し合いの場を設け、みんなで考…

小3の息子と一緒に勉強をしていて、「氷」という漢字の書き順を初めて知りました。 漢字の書き順なんて、将来役に立つことはあまりありません。 でも私は大切にしています。 なぜなら、正しい書き順で書くと、きれいに書けるし、字に魂を込めやすくなります…

「夢みる小学校」上映会(その3)

映画を見て思ったことをつらつらと・・・ ------- 子どもたちから「こういうことがしたい」という声があがる。 やりたいことはきっと夢中になれると思う。 すごくいい学びが生まれると思う。 そういう声があがるということは、したいことができたという経験…

「夢みる小学校」上映会(その2)

映画を見て思ったことをつらつらと・・・ ------- 子どもたちが大人になって、自分の小中学生のときを振り返ったとき、 「苦しいことをさせられた」のではなく、 「楽しいことがいっぱいできた」となっていてほしい。 5教科の学習が必要ないとは思っていま…

「夢みる小学校」上映会(その1)

私の住む小千谷市で「夢みる小学校」の上映が今日から始まり、見てきました。 映画が始まる前のスタッフの方のお話にまずは感激。 「子どもファースト、親子ファーストの上映会にしたい」ということで、小さい子がいても気軽に参加できる上映会となっていま…

素の自分の成長

我がクラスの生徒たちの『挨拶』を見た人は、ひどいなあと思う人もいることでしょう。 ここでいう『挨拶』は、朝学活での「おはようございます」や、終学活での「さようなら」といった、みんなで一斉に行う挨拶です。 我がクラスのあいさつは何がひどいかと…

見透かされていたのかも

私には、理想の『学び合い』のイメージがあります。 でも、それを生徒たちに強制したくない。 だから、待っていた。 私の願いをいろんな表現で伝えながら。 でも、最近はなんだか伝わっていない感じがしていた。 そして、クラス全体で考えると、『学び合い』…

7:20

5歳の娘が、置時計を見ながら「滑り台みたい」と一言。 癒されました。 そして、「パパ、最近忙しそうだけど、視野が狭くなっていないかい?」と言われている気がしました。

困ったときに・・・

うちの息子は、いくつか薬を飲んでいます。 昨夜、寝る直前に飲む薬を、誤って多く飲んでしまいました。 恐怖でした。深夜に、息子の体に異変が起きたらどうしようかと。 小児救急電話相談を初めて利用しました。 看護師さんが出てくれて、息子の年齢や、薬…

蔵BAR教育談義(その5)

オランダのお話しから考えたこと・・・。 こちらの意図したように子どもたちを動かすのではなく、 子どもたちが導き出した答えを尊重したい。 でも、今の学校は子どもたちの選択肢があまりないなあと感じる。 もっと夢中になれて、もっとやりたいと思って没…

蔵BAR教育談義(その4)

オランダの学校の話を聞いていて思い出したことがありました。 それは4月、新しい出会いの場。 生徒と教師、お互いのことはまだ見えていません。 だから、生徒はすぐに私のところにきて言います。「先生、教科書忘れました」と。 その言葉を聞いて、その生…

自由とは

いつも私の授業を見てもらっている方の投稿から、「自由」について考えました。 自由とは ・自律的であること ・環境を変えることに前向きであること ・他者を受容できること 授業では「学び方は自由」としていますが、子どもたちは必ずしも「自由」ではない…

試写会(その2)

自分たちの遊具をつくるために、その途中で算数が必要になる。だから自然と算数を学ぶ。 成功するためには失敗が必要になる。とても自然な流れである。 学校は、失敗させないようにレールをつくる。とても不自然である。けれども、教師も子どももそれに慣れ…

試写会

私の住んでいる小千谷市で、「夢みる小学校」の上映の主催をされている方と縁あってつながることができました。 今日はその試写会だったのですが、息子がサッカーをしている間、少しだけお邪魔させてもらいました。 こんなにも教育や学校に対して関心の高い…

蔵BAR教育談義(その3)

オランダで7年間生活をしていた方の話から、気になったことをいくつかまとめたいと思います。 「子どもも一人の人間」 オランダ人は必ず「〇〇ちゃん、こんにちは」と言って、最初に子どもに挨拶をしてくれる。 通りすがりの人もウインクしたり、「かわいい…

息子、娘を連れて、蛍を見にいってきました。 ありがたいことに、お隣のお家の方から声をかけていただき、一緒に連れていってもらいました。 20時を過ぎると一気に蛍が姿を現し、幻想的な空間を味わうことができました。 地元の方なのか、蛍に詳しい方も何人…

蔵BAR教育談義(その2)

オランダで7年間生活をしていた方の話から、気になったことをいくつかまとめたいと思います。 「オランダには平等という文化はない」 例えば、子どもが5人いて、でも飴が3つしかないとき、私だったら5人みんなに飴をあげることはできないから、きっと飴…

蔵BAR教育談義(その1)

昨日は、「蔵BAR」で教育についてたくさん考え、たくさん話す機会に恵まれました。 私が住んでいる小千谷市で「夢みる小学校」上映会に関わっている方と偶然にもつながることができ、そのことがきっかけで昨日の会に参加できました。 教育や学校、子育てなど…

世紀の大発見

先日、「誰も取り残さない数学授業の探究」というオンライン講座に参加しました。 「授業では、誰かが発見したことについて、世紀の大発見を自分がしたかのように感じることができる」ということが印象に残りました。 その時間の「世紀の大発見」は、人によ…

大人の姿

間違ったっていいんだよ。失敗したっていいんだよ。 でも子どもたちは間違いや失敗をおそれ、「何もしない」という選択肢をとることが多い気がします。 もちろん、リスク管理は大切です。 ただ、大人が間違ったり、失敗したりしたときに、ごまかすのではなく…

そっち系

多くの中学校では職場体験を行っていると思います。 事業所に事前に確認しておきたいことや、体験時の生徒の様子についてのアンケートを、例年は用紙に記入してもらいFAXで回収していていました。 今年からGoogle フォームを使ってみたらどうかという提案を…

スイッチ

『学び合い』の授業で、クラスにスイッチが入るときは、 2割の生徒が動き出したときではなく、 2割の生徒が話し出したときなのではないか。 その声が周りに伝わり、どんどんスイッチが入っていく様子が見られた。

師の言葉

昨日の自分の投稿を自分で振り返ると、師の言葉が思い出されます。 「教師にその人その事を変える力はない」 「教師の仕事は子どもに寄り添うことではなく、寄り添い合う子ども集団の維持・向上」 教師である私が、その人を変えようとしていたり、子どもに寄…

授業者だと・・・

先週、実習生が行った道徳の授業について。 『学び合い』で道徳をしてもらったのですが、客観的に自分のクラスを観察すると、自分のクラスがいつもと違う感じで目に入ってきます。 自分が授業をしていると、心のどこかで「自分が何とかしなければ」という思…