『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

人生初、決意、確信、幸せ、新たな価値

今週は人生で初めて高校生に対し、高校で授業をさせていただきました。

月曜と火曜に数学、水曜に金融教育を『学び合い』で行いました。

 

木曜は西川研究室の現職院生から中学校での授業を観ていただきました。

中学の数学と金融教育を『学び合い』で行いました。

水曜に後悔の残る授業を高校でしてしまったので、木曜は中学校で思い切って『学び合い』をする決意ができていたと思います。

木曜の数学では、まったく説明していない「空走距離」とか「制動距離」という言葉をどんどん使って、資料のデータを見ながら速度に比例しているとか、速度の2乗に比例していると説明している中学生の姿に驚くばかりでした。

金融教育でも、「投資もいいかも」という考えをもつようになった生徒がいたり、将来の幸せな生き方を「死」と向き合いながら考えるグループがあったりし、多様な価値観に触れながら学んでいる生徒たちの姿がありました。

 

金曜の午前は高校の文化祭に参加しました。歌を歌ったり、ダンスをしている表情はとてもキラキラしていました。苦手なことを強いるんじゃなくて、得意なことをもっともっと伸ばせる教育について考えていました。

 

金曜の午後は大学で、研究に関しての全体リフレクション。他の研究室の人が、私たちが目指している金融教育に興味をもってくれました。やっていることが「おもしろいな」と思ってもらえたので、一方的な質問攻めに苦しむこともなく、楽しくコミュニケーションをして終えました。そして、やっていることの方向性は間違っていないことを確信しました。

 

金曜の夜はゼミで懇親会。若い院生はいろんな人の幸せに触れ、自分の幸せを創造していることを感じました。

 

そして、今日は学会に提出する資料作成。協働でなんとか形になりました。それぞれが得意なことを、貢献できる場面で、力を発揮していく。苦手なことや、無理を強いない。ここまでの過程を振り返ると、学びがたくさんありそうです。これからも活動は続くので、「仲間の大切さ」以上の何かが見つかりそうな気がしてきました。