見方・考え方が変わる
大学院で学んでいると、物事の見方や考え方が大きく変わることがよくあります。
私にとってその瞬間はとても快感です。
最近、日本と海外の違いについてテレビ番組を見ていて考えさせられました。
例えばプロのスポーツで、
・日本人は、どのチームも同じくらいの力で競い合っている方がおもしろいと感じる。
・海外は、とてつもなく強いチームがあって、そこと戦うときは特にお客もたくさん入るし、なんとかそのチームに勝ってやろうとする。
日本と海外の違いについては以前から様々な視点で関心があったので、この考え方に出会ったときはとても快感でした。
テレビ番組では、日本の野球文化と、ヨーロッパのサッカーの話で進んでいました。
私は応援している好きなプロ野球チームがあります。しかし、そのチームも含め1つのチームが首位を独走するよりも、ゲーム差が小さく、たくさんのチームが順位を競っている方がおもしろいと感じるときがあるし、私と同じような人も多いと思います。そして、上位3つのチームがクライマックスシリーズに進めるので、4位のチームは力の差がある1位のチームよりも3位のチームに勝とうした戦略を立てている気がします。
海外の、例えばヨーロッパのサッカーはビッククラブにこそ勝とうとするし、ビッククラブの存在がそのリーグの価値やその国のサッカーのレベルを引き上げていると思います。
ビッククラブの存在が、不平等を生み出すのではありません。日本で言えば、Jリーグでヨーロッパのようなビッククラブがあれば、J2やJ3にとっても大きなお金が集まることになるのだそうです。
これはスポーツの話ですが、私は教育と結びつけて考えてしまいます。従順で同質な人材を量産しようとしてきた教育とまったく関係がないとは言い切れないと思います。
そんなことを考えていた大晦日でした。
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写真は我が家のダイニングから見える景色です。
夜の天気が良いときは、朝起きると誰かの足跡を見ることができます。
もちろん人間ではないと思いますが。
保育園児の娘は、「ゾウかなぁ」って言っていました(笑)