『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ありがとうございました

写真の壁画は、2年前の卒業生と一緒につくった卒業記念品です。 今日でこの学校ともお別れでした。 5年間在籍しましたが、最後の2年間は大学院に行ったこともあり、2回も送別されました。 本当に感謝です。 明日からは、この学校の近くに住む「地域のお…

信頼、任せる、突破力

野球日本代表の栗山監督のマネジメント力が注目されています。 一昔前のリーダー像とは異なると、世間は感じているようです。 キーワードは、「信頼」「任せる」ではないでしょうか。 教師も同じだと思います。 一昔前までの教師像を突破していく。 突破とい…

年休

年休をいただき、家族4人で新潟市へ行ってきました。 午前は自然科学館へ行き、午後はサーカスを見てきました。 大学院で共に学んだ仲間が、来月から学校現場で働き始めます。 遠慮せず年休をとって、遊んだり、リラックスしたりする日をつくってほしいです…

直江津の会

少し前になりますが、『学び合い』直江津の会に参加しました。 「見た目は『学び合い』ではないけど、中身は『学び合い』」 という言葉が響きました。 授業者が自然にできる、 それが方法にこだわらない、「その人の『学び合い』」なのだと感じました。

3月の『学び合い』118~127

3月は『学び合い』の数学の授業を10回しました。 学年も違えば内容も違うのですが、2月下旬から担当したクラスは、なぜか全員達成が続きました。 それは、私が4月から『学び合い』を1年間してきて、私自身の『学び合い』の経験値が上がっていたからなの…

町内総会

昨夜は住んでいる町内の総会に出席しました。 ここに家を建てて2年ちょっとですが、とても気持ちよく過ごすことができています。 総会で、「役員の人ばかり大変な思いをするのではなく、大変なときはみんなに声かけて。みんなでやろうよ」という意見があが…

送別会

昨夜は在籍校の送別会がありました。 私は2年前、大学院に派遣していただく、ということで送別されたので、 昨夜はただ職員のみなさんと飲みたくて送別会に参加したのですが、 私も温かく送別していただきました。本当にありがたかったです。 4月からは以…

読書

私は大学院に行くまでは、まったく本を読まない人でした。 若いころ、先輩の先生から 「本を読まないから、余裕がないんだよ」 と言われました。意味が分かりませんでした。 「本を読む余裕がないから、本を読めないんだって」 と心の中で思っていました。 …

アンケートより

『学び合い』の授業を1年間行ったクラスにアンケートを実施しました。 おもしろいと思った生徒の記述を1つだけ。 「授業担当の先生はどんな先生ですか?」という項目があります。 ある生徒は「優しい」と書いてあります。その理由が、 「まわってきたとき…

WBCより(その2)

日本の3回目の優勝で終わったWBC。 野球好きの私は世界一の興奮だけでなく、代表選手たちに関わる流行りにのって楽しませていただきました。 大学生活では、20近く年下の院生と「たまらんな~」の一言だけで心が通じ合ったり、研究室の送別会ではペッパーミ…

WBCより

WBCを見ていただくと分かると思いますが、現代の野球はデータが重視され、野手のポジショニングは「打者の数値」によって大きく変わっています。そのようなシフトチェンジは当たり前の戦略となっています。 これに関して思ったことが2つあります。 ① もし、…

今日は学位記授与式

涙なし、笑顔の別れ。 だって、明日会える気がしてならない。 現実はそうではないけど、相談しようと思えばいつだってできる。 「本当に今日が最後の気がしないね」 という言葉の繰り返し。 なにかあれば、きっとみんなが集まるような気がしてならない。 大…

ラストゼミ

先程、最後のゼミが終わりました。 あっという間の大学院生活2年間でした。 今日のゼミもいつも通り。 なぜか。 それは、『学び合い』の集団だったから。 自分自身もそこに所属し、いつの間にか『学び合い』にそまっていたので、 最後という感じがまったく…

できないこと、やりたくないこと

教師である自分ができないこと、やりたくないことを、これまでの私は子どもたちに強制してきのだと振り返りました。それを教師である自分に当てはめると次のようになります。 例1 ・学年+10分の家庭学習をすること。中1は7年生と考え、80分以上です。高…

お金を切り口として生き方を考える

先程、「金融教育実践入門講座」において、大学院で実践した内容を中心に発表させていただきました。 実践の分析から分かったことの1つで、 「自分の考える幸せに向かってお金の活かし方を考えるようになり、幸せに近づいていくためのツールとしてお金を捉…

中学生もやったらいいのに

「毎日のSNSでの発信」を始めてよかったと思っています。 いくつか理由はありますが、そのうちの1つが「自分の考えを整理できる」からです。 1週間前、1か月前、1年前の自分の投稿を見返すと、「こんなこと考えていたんだ」とか、自分で言うのも変ですが…

共創

『学び合い』を始めて1週間ちょっとのクラスを担当しています。 今日分かったこと。 子どもたちはテストを個人戦だと考えている 個人戦だと競争が生まれます。だから苦しくなるときもあります。 学ぶ目的が競争だと、人に教えたくなくなります。 競争でなく…

学校の「当たり前」をやめた。(その3)

学校の「当たり前」をやめた。 作者:工藤勇一 時事通信社 Amazon この本の宿題のところで、次のように書かれています。 - 「すでに分かっている生徒にとっては、宿題は無駄な作業で、分からない生徒にとっては重荷になっている」 - 宿題ではありませんが、中…

学校の「当たり前」をやめた。(その2) ~宿題という名の残業~

先日、息子がある通信教育会社のオンライン無料体験レッスンを受講しました。 いくつか種類がある中で、絵や工作が好きな息子は迷わず「アート」を選択しました。 すごく楽しそうに受講していました。 その様子を見ていると、息子にとって学校の宿題は本当に…

迷いのない語り

WBCが盛り上がっていますね。 野球日本代表の栗山監督とサッカー日本代表の森保監督の対談を思い出しました。 この対談は少し前のことですが、印象に残った森保監督の言葉があります。 ------- 「作った自分を選手に見せても、選手には伝わらない」 ------- …

語り

昨日のゼミを思い返して ------- ボキャブラリーで語るのではなく、人生で起こったことを語ればいい ------- 私は今年度、大学院に通いながら在籍校で授業もさせていただきました。 だから、語りの内容は、「学生という立場であるからこそ感じたこと」を含め…

多くの人が獲得できる「いい会話」の仕方

今日のゼミでの学び ------- 「話し上手は才能が必要、でも聞き上手は誰でもなれる」 聞き上手な人はあまり話していなくても、相手は自分のことを話し上手だと感じる。 だから相手に興味関心をもつといい。というか、そのことが自分にとって得である。 -----…

修学旅行(その2)

3年前、担当していた学年の修学旅行は延期せざるを得ない状況でした。しかし、それから数か月経っても、半年経っても、修学旅行が難しい状況は変わらず、中止の決断をしたことを子どもたちに伝えました。 その子たちが高校生となり、今は修学旅行に行ける状…

修学旅行

在籍校の2年生が今日から関西方面への修学旅行へ出発しました。 昨日の2年生の授業の最後に、「正解を探すのではなく、正解にする」「自己更新し続ける集団」、そして、「みなさんが卒業するときに、(目指す学校の姿の実現に向けて)自分たちがやったこと…

日本でいちばん大切にしたい会社

日本でいちばん大切にしたい会社 作者:坂本光司 あさ出版 Amazon この本には次のことが書いてありました。 会社にはどんな使命と責任があるのか。 ・社員とその家族を幸せにする ・外注先、下請企業の社員を幸せにする ・顧客を幸せにする ・地域社会を幸せ…

貴重な一か月の過ごし方

先週の金曜日に卒業式、そして新潟県では明日が公立高校の入試となっています。 私がこれまで経験したきた中学校の卒業式は、どの学校も高校入試の直前で行われていました。だから、卒業式の2、3週間前からはどの教科も塾のような受験対策ばかり。 中学校…

やりたいことを、とことんやれる環境をプレゼントする

5歳になった娘の初スキー。 上の息子より2年早くデビューできました。 思っていたよりもできてビックリ! そういえば自転車も、息子よりも2年早く乗れるようになりました。 3つ違いですが、人の真似をする力、自分もできるという思い込みの力を娘から感…

教員19年目にして初めて

昨日、卒業していく3年生を生徒玄関で見送りながら、3年生との授業のことを振り返っていました。 この1年、怒ることは一度もなかったです。 「~してはダメ」「~だからダメ」だという表現も、一度もなかったです。 生徒たちに何かを強いたり、コントロー…

卒業式(その2)~「あなたがいてくれただけで、ありがとう」~

今日の午前は在籍校の卒業式でした。 ------- 意見がぶつかるとか、いろんなことがあったけど、 「あなたがいてくれただけで、ありがとう」 と、心の中で思っていた。 ------- 親の本心が、子どもたちの心を震わせる。私たち大人の心も震わされました。 生ま…

卒業したあとでも関わりが続く仲間

中3の数学、最後の授業のラスト5分で、次のように話しました。 ------- 卒業したあとでも関わりが続く仲間って何人くらいいそうですか?ちなみに私は、2023年になって連絡を取り合った中学校のときの友達は0人です。2022年はどうだったか?たぶん0人です…