貴重な一か月の過ごし方
先週の金曜日に卒業式、そして新潟県では明日が公立高校の入試となっています。
私がこれまで経験したきた中学校の卒業式は、どの学校も高校入試の直前で行われていました。だから、卒業式の2、3週間前からはどの教科も塾のような受験対策ばかり。
中学校のゴールが「中学生を高校生にする」のように感じてしまいます。
例えば、「高校入試が終わっても3年生が中学校にくるとなると、何を教えたらよいかが分からない」という考えをもつ教師がいます。
中学3年生は、卒業式、高校入試が終わったら、約1か月間は何をしているのだろう?
たまにはボ~っとする時間も必要だとは思いますが、約1か月間はさすがに長い!
この1か月は貴重な時間だと思います。
高校側は、まだ入学もしていないのに高校の部活の練習に参加させ、さらに試合にも出場させているところもあります。正直、「どうなんだろ?」って思います。
それがよいのなら、まだ高校生になっていないけど、中学の卒業式を終えたのだからアルバイトをしてもよいのでは?
アルバイトがダメだとしても、この貴重な1か月の過ごし方として、少し長い期間の職場体験もアリだと思います。自分でアポをとり、給料をもらえるくらいのレベルまで働いてみる。「2日間か3日間のレールが用意されている職場体験」では得られないものがきっとあるはずです。どうでしょうか?