ソムリエの生き方から学ぶ
大学の授業でシニアソムリエの方からのお話を聞く機会がありました。
私の目的は、ソムリエとしての生き方を感じとり、教師としての在り方を考えること。
私の答えは、人を「みる」プロ!
お客の表情、服装、グラスの持ち方など・・・。
さりげない会話でその人を探れるのも、「みる」ことができているからだと思います。
「みる」ことができなければ、相手ではなく、自分の都合の良い判断となってしまいます。
ワインに関する知識がどんなにあっても、お客が喜ぶワインを出すことができないということです。
「ワインを語ることではなく、ワインで人を幸せにすること」と言っているソムリエもいます。
ここから私は教師の仕事を「教科の内容を教えることではなく、教科の学習を通して子どもたちを幸せにすること」であると考えました。
教師としての在り方を考える上で、つながっていくことが多くあると感じました。
ここで私は、自分自身をソムリエに重ね、ソムリエ目線で教師の在り方を考えていたことに気づきました。しかし事後学習では、自分自身をお客に重ね、お客目線で教師の在り方を考えている人もいました。
ソムリエの視線、声のトーン、表情など・・・
そのような、非言語のメッセージがもたらす安心感!
非言語の情報は印象深く伝わる、ということを学びました。
調べたら、「7-38-55ルール」あるいは「3Vの法則」と呼ばれる法則があるようです。
非言語のメッセージは、ほとんどが無意識的にあらわれているものだと思います。
今の私はまだ自分に自信がもてません。ですので、時には意識的に使えるようにしたいと思いました。