上越『学び合い』の会に参加して(その2)
「好きになることに理屈はない」という言葉に出会いました。
異性に対しても、自分が専門とする教科に対しても同じかな、と思いました。
直感で、なんとなく、というのが、本当のところなのではないか。
もし、好きになった理由を述べていたのなら、もしかするとそれは後付けで考えたものなのではないか。
だから、数学の良さや魅力を伝えようとしても、それは数学が好きな少数の人には伝わるかもしれないけど、大多数の人には伝わらない。
つまり、私が本当に伝えるべきことはそれではないということが分かりました。
数学を好きになってほしい、という私の思いが強いと、生徒は「数学を学ぶ」となってしまうと思います。
数学を学びながら、「数学で学ぶ」ということについて、再考するきっかけとなりました。