『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

2月の『学び合い』102~117

2月は『学び合い』の数学の授業を16回しました。

 

中3の数学に加え、2月の途中から中2の数学も1クラス担当させてもらうことができました。

 

・中3の数学

 

教科書には、富士山の見える範囲を計算して求める内容があります。光の屈折まで考えると、かなり遠くからでも見えることが計算上では分かります。

一斉授業であれば個人で考えられる時間は限られてしまいますが、『学び合い』で単元内自由進度学習のようにやっていたので、生徒たちはそれぞれのペースで進めていきます。

富士山の見える範囲について、ある生徒は2日間続けてずっと考えていました。100分くらいでしょうか。100分の中で、同じ人とだけ関わるのではなく、壁にぶつかったところに応じて何人かの人と関わりながら考えていました。問題が解け、理解できたときの生徒の表情に私はこっそり感動していました。

 

・中2の数学

 

『学び合い』のスタートにおいて語ったことは、中3の授業で4月に語った内容と比較すると、根っこは変わりませんが、表現は少し異なっていることに気づきました。

私の密かなミッションは、数学の授業を通して仲間とのつながりについて本気で考える経験をし、そして3月中旬にある修学旅行に行ってほしいということです。

これまで担当していた数学の先生も毎時間、授業にきてくれます。そして、毎回、私に質問をしたり、子どもたちの姿を見ながら話をしたりすることができています。私も学ばせてもらっています。