15歳からのリーダー養成講座(その3)
この本の第2回のところで気になった校則について
・ほとんどの校則は「生徒の自由と幸せを保障するため」に存在していない。「規律」や「一体感」を学校組織にもたらすために存在している。
・学校が軍隊なら、全員が規律正しく行動することに意味がある。しかし、学校は軍隊ではない。社会に出たときに自由と幸せを追求するための能力を身につけてもらうのが、学校の役割。
・校則とは「学校生活における各自の自由と幸せをできるだけ侵害されないための共通ルール」であり、学校ではなく、当事者の生徒たちが決めるべき。
例えば、体操着のシャツ出し禁止。
この校則を守らなかったら、誰かが不幸になるのか、誰かが不利益を被るのか。
はい、それは教師です。
逆にこの校則を守ったら、誰が不幸になるのか、誰が不利益を被るのか。