『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

違和感

中学校ではこの時期、生徒会や部活動のことを新1年生に紹介するイベントが行われます。

生徒会や部活動のリーダーとなった2・3年生が、司会進行をしたり、説明をしたりしますが、子どもたちから出てくる言葉を思い出すと、今は違和感を覚えます。

 

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「Aさんの服装はすばらしいです。でも、Bさんの服装はダメです。校則で〇〇が決まっているからです。」

 

校則で決まっているからダメなのか? という違和感。

 

Aさんのような服装が自分たちにとって「得」だから、と考えられたら素敵だと思います。

例えば、一人ひとりが気持ちよく過ごせるから、地域の人から応援してもらえるから、とか。

 

でもその考えでも、「みんな同じ」という工業化社会のコードに囚われていると思います。それを自覚した上で、本質的にはどうでもよい。つまり、外より中が大切なんだ!と考えることができれば、さらに素敵なのではないでしょうか。

 

私が通っていた高校は、制服はなく、体操着も自由でした。問題はありませんでした。

判断や責任を任せてもらえる環境が、人を成長させていくのだと思います。

 

 

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「中学校の部活動は、教室では味わえない経験をすることができます。」

 

部活動でしか味わえないの? という違和感。

 

目標に向かって、みんなで励まし合って活動に取り組むことによる達成感。同学年だけの関係でなく、先輩から学んだり、後輩に教えたりする価値。

 

教室での勉強と部活動は同じイメージです。部活動でも教室と同じような経験ができます!となったら素敵だと思います。

 

あえて違いを挙げるとすれば・・・

部活動は教室での勉強と同じように頭の汗もかきますが、体の汗は教室での勉強よりたくさんかくのかもしれません、という感じでしょうか。