学校の「当たり前」をやめた。
息子が急に「本が読みたくなったから図書館に行きたい」と言い出しました。
車で5分くらいのところに市立図書館があります。
大学院に行く前ま
での私は、野球指導者向けの月刊誌「Baseball Clinic」しか借りたことはありませんでした。
大学院に行ってからは、大学の図書館が充実していたので、地元の図書館に行くことはありませんでした。
ということで、ここで初めて教育関係の本を探してみました。
思った以上に教育関係の本は少なかったです。ですが、西川先生の「学歴の経済学」はありました。
今日、借りたのは工藤勇一先生の「学校の当たり前をやめた」という本です。
今、子どもを寝かしつけて、読み始めたばかりですが、私が大学院で学んできたことがズバズバ言語化されて、ついメモをとってしまいました。
・学校は子どもたちが「社会の中でよりよく生きていけるようにする」ためにある
・今、学校は自律を育むことと、真逆のことをしてしまっている
・学習指導要領は、大綱的基準にすぎないが、多くの教員はこれを「絶対的基準」と考えがち。学習指導要領を読み込んでいるわけでもなく、教科書に従って授業をしている教員が大半
・子どもたちに必要な力をつけるための「手段」であるはずの学習指導要領や教科書が、「目的」となり、消化してこなす対象となってしまっている
・学校という存在自体も「手段」の一つにすぎず、「目的」ではない
・学校教育の大半の部分は、法令よりも「慣例」によって動いているだけ。
眠くなってきましたが、読み進めていこうと思います。
ちなみに息子は、バーバパパの本を何冊か借りていました。