信じ切る
昨日のゼミで「『学び合い』をすれば、泳げない子が2時間で泳げるようになる」ということを聞きました。そのとき「えっ、無理でしょ」と一瞬思いました。
そして、はっとしました。「子どもたちの有能さ」をまた忘れてしまっている自分に気づきました。
教師が子どもたちを心から信じていれば、子どもたちは安心して自分たちのパワーを発揮すると思います。
信じ切れていないから、子どもたちはいつまでも薄皮を被っている。一見そうには見えないけど、実は本当の自分を見せていないんだと思いました。
いや、薄皮を被っているのは私自身か・・・。だから、彼らも。
一人ひとりの薄皮をはがそうとするのではなく、まずは私が偽りのない自分で彼らの前に立ちたい。子どもたちを信じ、集団が変わっていくことで、一人ひとりの薄皮もはがれていくのではないかと思いました。