15歳からのリーダー養成講座(その1)
これまでの私の教師としての経験からつくられた「リーダーとはこうあるべきだ」という固定観念から脱却したいと思い、この本を手にとりました。
この本は、第1回から第8回までの構成となっています。
第1回のポイントは、
「リーダーとは、人は動いてくれなくて当たり前、言葉は伝わらなくて当たり前、と思える人」
とありました。
そう思えれば、イライラすることなく、不必要に落ち込むことなく、活動を続けていくことができると思いました。
私はこれまで、「みんなが動いてくれない」「言うことを聞いてくれない」と嘆いているリーダーをずっと見てきました。
でも結局、伝わらない人には伝わらないし、伝わる人には伝わる。その伝わる人は実はそんなに多くない。
その立場に立てないと、伝わらない多くの人ばかりに目がいき、「自分の意見が絶対正しいのに、なんでお前は従わないんだ」となってしまい、相手の失敗や自分の失敗も許せなくなってしまったのではないか、と思いました。