15歳からのリーダー養成講座(その2)
・ほとんどの人は、「自分のことは自分が一番よくわかっている」と思っている。けど、多くの場合、それは嘘。いまこの瞬間こだわっていることも、5年後にはまったくこだわっていないかもしれない。
・そして、人を嫌いになるときの基準は、いまの自分がこだわっていることである可能性が非常に高い。
・自分のこだわりを客観的に捉えられるようになると、他者の見方がガラッと変わる。その人のありのままを受け入れやすくなり、「あなたはこういう人だ」という一方的な決めつけが減る。本当の自分ですらよくわからないのだから、本当の他人もわかるわけがない。
・だから、決めつけることをしない、自分のこだわりを押し付けることをしない、という考え方をもつことも、他者を尊重するということ。
第2回を読みました。
本当の自分はない、という考え方を思い出しました。本当の自分がどこかにあるのではなく、自分は自分でつくるものだと。
幸せに向かって行動し続けたときに、自分が自分になる。その日、その日つくっていった今の自分が、本当の自分なんだよ。
という大学院のときの師の温かい言葉を思い出しました。
リーダーはどうしても他者にベクトルが向きがちです。そうなると、他者をどうにかしようとしてしまいがちです。
そんなときに、「本当の自分とは?」「他者を尊重するということは?」ということを見つめ直す視点をもっていたいと思いました。