『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

今日の授業

昨日の札幌『学び合い』の会を受け、今日の授業は全体を見つつ、2割の生徒がどう動いているかも注意しながら見ようと思いました。

 

以前、同じ研究室の現職院生の方が、

 

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「対象」と「課題」(ミッション)があれば、集団は自走していく。そして、教師の「語り」を推進力にする。このセオリーだけを意識した。

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という投稿をしており、私の中でそれがすごく心に残っていました。私が心から本気で思っていることを、2割の生徒に伝わる「語り」となるよう、整理してから臨みました。

 

推進力となったかどうかは分かりませんが、今日の授業は困っているときに助け合える姿がいつも以上にありました。

 

実は、私の見取りでは「困っている(かもしれない)生徒」がいて、助け舟を出そうか一瞬迷ってしまいましたが、

・教師がその子、そのことを変えることはできない

・教師が助け舟を出すことが生徒たちのこれからの幸せにつながらない

と考え、集団を信じて待つことにしました。

 

授業開始15分で、2割の生徒は課題を終え、それから5分から10分くらい考え込んでいました。たぶん自分の考えを確かめたり、より発展的に考えたりできないか試行錯誤していたと思います。この5分から10分が私にとって長かった。でも待ちました。そして、2割が動き出しました。

 

「最近、授業が停滞していて・・・」という悩みをもつ方の声を昨日聞きました。

という私もその悩みに心当たりはありました。

少し前進できた気がしました。

 

自分から学びを求めれば、必ずプラスはあるということを実感しました。