『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

7月の『学び合い』㊴~㊽

7月は『学び合い』の授業を10回しました。

 

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・7月はこれまでに比べて、私に質問にくる生徒が一番多かった気がします。といっても、1回の授業で多くて1人です。私はその質問に答えます。なぜなら、その生徒は分からないところがあれば、他の生徒に聞いている様子を私は見ているからです。いつもは誰かとつながり、解決しています。ですが、あえて私に聞きにくるということは、その疑問に関してはいくつかある選択肢のうち、私が一番だと判断したのでしょう。だから答えていますが、中・長期的な視点で考えると、どんな疑問でも私が最適解ではなく自分たちで解決していける環境をつくっていきたいです。

 

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・㊺、㊻は上教大の学部生や院生から授業を見てもらいました。見てもらうと、いろいろと考えるきっかけをたくさんもらえるので、とてもいいことだと改めて感じました。2つのことをまとめたいと思います。

 

 →2・6・2の「上の2」の生徒が誰なのかを参観者は気づきました。その生徒が一見目立たないような状態、でもよく見れば「6」の生徒より動きが大きいので分かる、という環境をもっとイメージして取り組んでいきたいと思いました。

 

 →学習内容が分かるときは『学び合い』がよく、そうでないときは一斉授業の方がよい、という考えをもっている生徒がいることが分かりました。困ったときに誰かとつながること、卑屈になるのではなく今の自分を受け入れること。この2点について教科の中で学んでいくために私は子どもたちに何ができるのかを考えていきたいと思いました。