『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

自分が選んだ道を正解にする

佐々木朗希投手の明日(4月24日)の予告先発が発表されました。今からとても楽しみです。

 

 

佐々木投手は4月10日の試合で、プロ野球28年ぶりの完全試合を達成しました。そして、1週間後の4月17日の試合で、史上初の2試合連続完全試合まであと3人と迫ったタイミングで交代しました。この交代については、さまざまな意見があります。ファンの中からは、歴史的快挙達成の瞬間を見たかったという声も多く上がっているように思います。

 

 

私も一人のプロ野球ファンとして、9回も投げてほしかったという気持ちはあります。私は小さいころから野球をしてきましたが、私が佐々木投手だったら「9回もいかせてください」と監督にお願いしたと思います。

 

 

ですが、試合後の佐々木投手のコメントを見て考えさせられました。完全試合ペースのまま降板したことについては、「納得する形で降りた」とあったからです。

 

 

後悔はなかったのだろうか。でも、納得していたのだから、後悔とは違う考え方をしていたのではないか。

 

 

そのとき、「自分が選んだ道を正解にする」という言葉が浮かんできました。

 

 

ふと、2019年夏の岩手県大会決勝戦を思い出しました。この試合に勝てば甲子園が決まるという試合で、佐々木投手は登板することなく敗れ去りました。高校の監督の判断は、目の前の勝利ではなく、将来を考えたものでした。

 

 

佐々木投手はその判断を、プロとなり、結果を出して正解にしているのだと思います。だから、今回の交代についても、佐々木投手は後悔することよりも、前を向き、自分が選んだ道を正解にしていこうとしているのではないか、と思いました。私が佐々木投手なら、そう考えたいと思いました。

 

 

過去よりも、未来をどう生きるか。

 

 

仮定の話はいくらでもできますが、未来の正解は誰も分かりません。だからこそ、選んだ道を正解にしていく。自らの手で正解をつくっていく。そんな人生って、素敵だと思いました。