投資へのハードル
お金について勉強する前は、投資は「悪」「危険」というイメージをもっていました。
しかし、今は違います。
〇「悪」について
金融庁が投資について分かりやすく表現しています。
「投資とは自分の資金を経済活動に提供することで、利益の一部を受け取ることです。経済活動により、私たちの生活がより豊かで便利になります。」
新しい事業を興したり、積極的に設備投資・研究開発をしたりする意欲とアイデアをもつ企業を、「応援するための方法」の1つが投資であると考えれば、決して「悪」ではないと思います。
そのような企業が資金を得ることで、世の中に役立つモノやサービスを提供することができるようになれば、私たちの生活は暮らしやすくなっていきます。さらに、企業が生み出した利益の還元を受けることができ、人生の選択肢も増えていきます。
私たちの家計で眠っているお金を投資に回すことで、日本経済の活性化と、個人の資産増につながります。
このような好循環が生まれていくイメージがもてれば、投資へのハードルも下がるのではないでしょうか。
〇「危険」について
投資は預貯金と違い、リスクを伴います。リスクとは、リターンの不確実性(振れ幅)です。
リスクを少なくする投資手法をとれば、決して「危険」ではないと思います。
その投資手法は、「長期・分散・積立」です。金融庁も推奨しています。
運用先次第ではありますが、20年も継続できると複利効果もあり、誰でもリスクなくリターンを得られる優れものの投資手法であることが理解できると、投資へのハードルも下がるのではないでしょうか。