『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

オシムさんからの学び

サッカー日本代表監督であるイビチャ・オシムさんのニュースを目にしました。

当時の「かしこく走るサッカー」は見ていてとても楽しかったです。オシムさんの「明確なビジョン」を評価するファンが多かったことも思い出されます。

ニュースを見ながら、オシムさんの言葉で気になるものがありました。

 

 

「私が日本人で心配なのは、他人が皆自分より優れているという考え方です。大切なのは他人に評価されるのではなく、まず自分自身を評価しなければならない。自分を信じなければなりません。」

 

 

『学び合い』をしていると、こちらを見ながら廊下を歩いていく先生たちの視線が気になることがあります。それは、他人の評価を気にしているから? みんなと一緒ではないと自信がもてないから? 知らず知らずのうちに「周りと比べる社会」に心が奪われているような気がしてきました。

 

自分を過小評価し、だからあまりリスクをとらない日本人。多くの教師が宿題を出す一つに、これらのことが関係しているのかな、と思いました。

 

 

大切なのは、これからの社会を考えたビジョン、ミッションに自信がもてること。自分の生き方が、言葉に、行動に出る。それが子どもたちに伝わっていく。だから、私はこれからも多様な方たちとの関わりを大切にし、学び続けたいと思います。

 

 

最後に、私が好きなオシムさんの言葉です。

「ライオンに襲われた野ウサギが逃げ出す時に肉離れしますか? 準備が足りないのです」

 

生き方が伝わってきます。「独特な表現」と感じてしまうのは、私がある一定の枠にとらわれ、視野が狭くなっているからなのかもしれません。