『Nabeちゃんの学び』の足跡

自分の中の当たり前や思い込みを見つめ直していきたいと思います。

「リズム・タイミング・バランス」「骨で立つ」

中学校では部活動の中体連大会の時期となりました。

私は5年ほど前までは「部活バカ」の野球部顧問としてやってきましたが、思い返せば私にとってよい経験となり、今に活きているところもあると思います。

 

 

20代前半は、様々な人の話を聞きにいきました。作家、路上詩人、登山家、質問家、経営コンサルタント、レストラン経営者、居酒屋経営者・・・。生き方や組織のつくり方を学び、メンタルで勝つ!みたいな感じでやっていました。

 

 

20代後半は、技術を追い求め、技術からくる自信によってメンタルをカバーする方向に変わりました。高校や大学を訪れ、専門の先生からたくさん教えをいただきました。また、テニスや空手など他の種目の専門家からも学びながら、パフォーマンスの向上とケガの防止の視点から、体の使い方について考えるようになりました。

 

 

30代前半は、「人それぞれ違う」という視点から、理論を求めました。行きついたところが「4スタンス理論」でした。資格をもった方とつながり、その子に合う体の使い方を追求しました。(ちなみに私は「4スタンス理論」のA1タイプで、イチローと同じです。)

また、部活動を通した人間的な成長と自主性の向上を目指し、エントモ会に入会し、「当たり前の実践」や、ノーサインの「グリーンライト野球」に挑戦しました。目標やねらいは共有するけど、どうやって点をとるか、防ぐかは選手に任せる。今思うと『学び合い』に近いことをしていたかもしれません。

 

 

いろんなことをやってきたし、たくさん本やDVDも買いましたが、最後は「リズム・タイミング・バランス」と「骨で立つ」というシンプルな表現でまとめられるものを大切にしていました。

 

今は「部活バカ」は卒業しましたが、『学び合い』をしていると「リズム・タイミング・バランス」「骨で立つ」ことは、教師にとってけっこう大事なことなのではないか、と考え始めた今日この頃。